将棋の勉強法

序盤力を鍛える勉強法の王道とマイナーな方法5つ紹介

 

序盤というのは将棋の勉強の中でもそこまで重要度は高くありません。

将棋は「逆転のゲーム」と言われるほど終盤で形勢が二転三転するので、普段の勉強も終盤力を鍛えるために詰将棋や必死問題などに時間を割くほうが勝率が上がります。

しかし終盤が重要とはいえ、序盤で圧倒的に差をつけられると逆転もできないので、序盤の勉強もある程度やっておく必要があります。

そこで今回は効率の良い序盤の勉強法からちょっとマイナーな勉強法までいろいろ紹介していこうと思います。

 

定跡書を読む

序盤の勉強と言えばまずは定跡書を読むことですね。

自分が良く指す戦型の定跡書を買って繰り返し読むのがいいと思います。

定跡書は将棋盤に並べながら解説を読んでいくほうが記憶にも残るのでおすすめです。

中には立ち読みだけで内容を全て覚えてしまうという人もいるらしいですが、普通の人は覚えられないので真似してはいけません。

素直に買って盤に並べて覚えましょう。

 

プロの将棋を棋譜並べ

プロが指した将棋を並べるのも序盤力アップに効果があります。

定跡書と違って、プロの棋譜はお互い勝つために1番良いと思っている指し方をしているので効率良く序盤を学ぶことができます。

プロによっては棋風も違えば得意な戦型も異なるので、自分の好みにあったプロを探し出してから、その1人のプロの棋譜だけを追いかけるスタイルが最初のうちはおすすめです。

 

ソフトの将棋を棋譜並べ(自分で棋譜作成)

自分の得意戦法やこれから研究したいと思っている戦法が、プロ間ではあまり指されない戦法のため棋譜並べができないということはよくあります。

そういうときは将棋ソフトを使って棋譜を作成して棋譜並べをするという技があります。

この方法のメリットは、

  • 普通の方法では手に入らない戦型の棋譜を大量に並べることが可能になること
  • 一般公開されているプロの棋譜と違って自分しか棋譜を知らないので、新手筋などを見つけても内容を独占することができる

と、この2つが主なメリットとなります。

その棋譜を作成するためにはShogiGUIというソフトウェアを使います。

まずは棋譜を作成したい局面まで駒を進めておきます。

 

 

局面を作ることができたら、画面上部の「対局」を押します。

 

 

 

①まず「先手、後手」でエンジンを同じものにするか、違うものにするかは好みによりますが、できるだけ色々なエンジンを設定しておくほうが指し方に違いが出て勉強になるかもしれません。

②次に時間設定ですが、持ち時間は長ければ長いほど質の高い棋譜ができます。

だからといって8時間とかにするのは長すぎですし、1手10秒だと質が悪くなる可能性が高いので、最初から秒読み180秒くらいにしておくのがちょうどいいバランスではないかなと思います。

この辺はパソコンのスペックや自分が求めているものにもよるので色々微調整しながらやっていく必要があります。

開始局面については平手ではなく現在の局面にしておきましょう。

これで先程設定した局面からスタートしてくれます。

連続対局には自分が作りたい棋譜の数を入れておきます。

あとは指定手数で引き分けにするという設定も使っておいたほうがいいです。

ソフト同士の将棋だと特に持将棋模様になって長引きやすいので。

序盤の指し方を学ぶという目的なら150手くらいにしておいてもいいかなと思います。

そして最後に棋譜自動保存には必ずチェックマークを入れて、棋譜を保存したいフォルダを作って、そこを保存先にするように設定しておきましょう。

 

知り合いと序盤だけ対局する

この方法は知り合い同士じゃないとできない勉強方法です。

ルールは簡単で、先手後手、どちらかが作戦勝ち、もしくは形勢有利になったなとお互いが感じた時点で対局を終了するというものです。

なので中盤の仕掛けに入る前に対局が終了することもよくあります。

例えば以下の局面。

 

 

実戦ならまだまだ投了とかを考えるレベルではないですが、序盤戦としては先手が作戦勝ちで、後手は作戦負けです。

これをお互いが認識したらその時点で対局を終了し、後手が作戦負けを認めない場合はもう少し指し続けます。

そしてどこかが作戦負けになる要因かということを検討し終わったらすぐ次の対局を初手から始めるという感じです。

なぜこのようなルールをするかというと、序盤の勉強という面では中終盤まで指すのはノイズでしかありません。

そのため序盤で形勢に差がついた時点で終了して序盤の検討をするということで、効率良く序盤だけ勉強をすることができます。

ちなみにこの勉強方法のデメリットは、

  • 知り合いが居ないとできない
  • 棋力(序盤力)に差があると形勢判断に違いが生まれ、なかなか対局を終了することができない

この2点になります。

なので棋力差がなく、序盤が好きという人同士でこの勉強法をやるといいのではないかと思います。

 

自戦記を書く

将棋世界などでプロの自戦記を良く見かけると思います。

それを自分の将棋で自戦記を書くというのも面白い勉強法です。

この勉強法のメリットは対局中から意識を高く持って指すことができ、対局中に考えていた序盤の構想を人に説明するつもりで自戦記を書くと、より記憶に残りやすくなり、その戦型への理解力も深まります。

自戦記は自分のノートに書くのもいいですが、無料ブログを作って公開してしまうのがいいと思います。

書くのに時間もかかりますが、誰かに反応を貰えると励みになりますし、参考になる将棋を指そうと思い普段の序盤勉強も高い意識を持ってできるようになるかもしれません。

 

まとめ

序盤力を鍛える5つの勉強法を紹介しました。

  1. 定跡書を読む
  2. プロの将棋を棋譜並べ
  3. 自分で棋譜を作ってソフトの将棋を棋譜並べ
  4. 知り合い同士で序盤だけ対局
  5. 自戦記を書く

 

①と②は普通な勉強法ですが、それ以降は一般的ではないので自分に合いそうだと思ったら一度試しいただければと思います。

皆さんの序盤力向上に少しでも役に立てましたら幸いです。

 

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