みんな大好き将棋の舐めプ戦法のランキングを作りました!
今回紹介していく舐めプ戦法の評価基準は以下の3つです。
- イラつき度
- 登場頻度
- 勝ちやすさ
イラつき度はその舐めプ戦法をやられるとどれぐらいイラつくか。
登場頻度はその舐めプ戦法がどれくらい一般的に指されているか。たくさん指されているほうが舐めプ感が伝わるのでより優秀です。
勝ちやすさはその舐めプ戦法でどれぐらい勝てるかを表しています。舐めプをして負けるとすごくかっこ悪いので、勝敗にもこだわらないといけません。
この3つをそれぞれ1点から5点で採点し、最大15点満点で評価していきます!
それでは早速第5位から見てきましょう!
5位:エア穴熊戦法
- イラつき度:
- 登場頻度:
- 勝ちやすさ:
合計7点
5位に選ばれたのは、囲いの形を作って玉だけは囲わない穴熊という見た目もわかりやすい舐めプ戦法です。
この舐めプ戦法を指している人はほぼ見かけたことがありません。
なので名前も自分で適当に命名しました。
このエア穴熊戦法は、優勢になったら最後1九の地点に何か駒を打って完成形になります。
序盤の舐めプから始まり、最後勝つ前にトドメの▲1九Xを指すというところが舐めプ的に芸術的な流れです。
そして他の舐めプ戦法と違って最初から終局図まで舐めプ感の出ている陣形になるのですが、問題はあまりにも勝ちにくいこと。
4位:筋違い角
- イラつき度:
- 登場頻度:
- 勝ちやすさ:
合計7.5点
筋違い角はプロの実戦でもそれなりに指されていて、筋違い角を得意戦法にしていた武市三郎というプロ棋士もいました。(2014年に引退)
それゆえイラつき度はそんな高くないのが難点。
ちなみに▲7六歩△3四歩に▲2ニ角不成としてから▲4五角とすると一気に舐めプ感が出ます。
筋違い角の本は意外と発売されていて、私も2冊筋違い角専門の本を買って勉強しました。
3位:パックマン

- イラつき度:
- 登場頻度:
- 勝ちやすさ:
合計9.5点
後手番でいきなり歩をタダで取らせるという点では結構イラつかせます。
でも実は△4四歩に▲同角と進んだ局面はそこまで後手が悪くなく、パックマンは舐めプ戦法と思われているけどそれなりに優秀なのではないかと思っています。

▲同角以外だとノーマル振り飛車など普通の将棋に戻ってしまうので、勝ちやすさを★5としておきました。
私自身は△4四歩に必ず▲同角と取ってくれるなら毎回パックマンをやってもいいと思っています。
なお、△4四歩と指すときは3三の歩と4三の歩を2本の指で触れて、おもむろに4三の歩をスッと突き出すとより舐めプ感が出ます。
2位:角頭歩戦法

- イラつき度:
- 登場頻度:
- 勝ちやすさ:
合計11点
角頭という弱い部分の歩を突いてくるというのは、やられたことがない人にとってはかなり挑発的な舐めプに感じるので、イラッとすると思います。
しかし角頭歩戦法という1つの戦法として知られ、棋書がいくつか発売されています。
後手番で▲7六歩△2四歩とする角頭歩はそれなりにアリだと思いますが、先手番で初手▲8六歩は将棋の30通りある初手の中で最悪手と言われていて、舐めプ度を更に高めます。
1位:穴角戦法

- イラつき度:
- 登場頻度:
- 勝ちやすさ:
合計11.5点
やられた全ての人がイラつく、舐めプ戦法界最強の穴角が堂々の1位です。
舐めプ戦法として知名度が高いので、それなりにやっている人を見かけます。
ちなみに、穴角は対居飛車にはかなり分が悪いのですが、実は対振り飛車にはそれなりに勝てる戦法だったりします。

まとめ
舐めプ戦法ランキング5位~1位の紹介でした。
舐めプ感の出し方とか色々紹介しましたが、基本的には舐めプ戦法を指すのはおすすめしません!
舐めプ戦法を指すと人間関係が崩壊したり、歪んだ性格になったり、将棋の上達が止まったりと色々なデメリットがあります。
それでも舐めプをやろうというチャレンジャーな人は、舐めプをやって負けるとかなりかっこ悪いので死にものぐるいで勝つよう頑張ってください!
以上、今回紹介した全ての舐めプが得意戦法の人からでした。