皆さんにも習慣化している行動があると思います。
朝起きたらまずテレビをつけるとか、ツイッターを開くというような行動です。
そしてこの習慣化された行動の中に詰め将棋を解くというのを加えることができると、将棋がものすごいスピードで上達することができるのです。
詰め将棋を解くというのはかなり面倒で疲れることなのですが、習慣化された行動はエネルギーを使うことが少ないので、一度習慣化してしまえば毎日続けることができます。
そこで今回は詰め将棋を解くことを習慣化させる方法について紹介していきます。
Contents
スキマ時間の活用
1日のうち何分かはボーっとしていたり、必ずしもする必要のないことをしている時間があるのではないかと思います。
まずはそのような時間を少しずつ詰め将棋を解く時間に変えていきましょう。
朝の通学、通勤時間の電車待ちとかでツイッターを眺めている時間なんかがあれば大チャンスです。
この時間を詰め将棋を解くことに変えれば毎日まとまった時間を習慣化することができます。
通学や通勤中に詰め将棋を解く時間がないという人も、歯磨きしながら詰め将棋を解くとか工夫すれば時間を見つけることができるのではないかと思います。
詰め将棋の上手な解き方
詰め将棋を解くといっても短手数なのか長手数なのか、本を見ながら解くのか頭の中だけせ解くのかと、色々あります。
僕がおすすめする詰将棋の解き方は、
- スキマ時間には3手から11手くらいの短手数の詰め将棋がたくさん載っている詰め将棋の本を集中して解く
- 歩いているときや満員電車の中で本が開けないときは脳内将棋盤で7手から15手くらいの自分にとってちょっと難しい詰め将棋を解く
このように自分の状況に応じて解く詰め将棋の種類を変えていくのがいいかと思います。
脳内将棋盤で詰め将棋を解くコツ
脳内将棋盤は一朝一夕で身につけることができないものではありますが、脳内将棋盤があるのとないのとでは上達のスピードが違ってきます。
なので脳内将棋盤を作ることをおすすめしますが、その練習に短手数の詰め将棋を頭の中の記憶だけで解くというのは有効なことなのです。
最初のうちは大変ですが、まずは4×4マス以内で収まる詰め将棋、慣れたら5×5以内マス以内の詰め将棋を解くのがいいかなと思います。
青色の5×5のマスでも苦労せず駒の配置を覚えて、脳内だけで解けるようになれば問題選びに苦労することがなくなると思います。
持ってない詰め将棋本は即買うべき!?
詰め将棋を解くことを習慣化することができると、解く詰め将棋の問題が不足してくるかと思います。
なのでお金に余裕があり将棋が強くなりたいという人には自分が持っていない詰め将棋の本が売っていたら積極的に買うことをおすすめします。
将棋の本で詰め将棋本だけは何十年経とうともう価値が下がることはなく、何十回何百回と繰り返し解き直すことができるので1500円くらいなら安い買い物だと思っています。
30冊くらい詰め将棋本を集めることができれば、ローテーションで解きまわすことができます。
詰め将棋を習慣化するとどうなるのか
私自身の実体験ですが、詰め将棋を習慣化することで色々な変化がありました。
詰め将棋を解くこと以外にも色々な勉強法を試していたので全て詰め将棋のおかげではないかと思いますが、詰め将棋を習慣化することで将棋倶楽部24のレートが急上昇しました。
そして詰パラなど詰め将棋専門誌に載るような難しい問題を除いて、7手詰め以下なら1秒で答えがわかるようになりました。
なので実戦でも長手数の詰みでなければ見逃すこともなかったです。
しかしこれは習慣化して解いていた時期のことで、全く詰め将棋をやらなくなった今は5手詰めにも時間がかかることがあります。
ということでサボると詰め将棋力が落ちてしまうので、習慣化してなるべく毎日解き続けるようにしましょう。
新聞や将棋世界の詰将棋コーナーは切り抜いて使うべし
詰将棋が載っている新聞を取っている人や、将棋世界をたくさん持っている人は捨てる前に切り抜いて使うのがおすすめです。
切り抜いてホチキスなどで1つにまとめると、持ち歩いて解くことができますし、詰将棋本とかスマホで詰将棋を見るより軽くて気軽に取り出すことができるのでとてもおすすめです。
私は廃刊になった将棋新聞の詰将棋ロータリーのコーナーを切り抜いてよく外で解いてました。
もしまだ家に将棋新聞があって捨てようか迷っているという人がいれば、切り抜いて使うのがおすすめです。
あとは詰め将棋ではないですが、普通の新聞に載っているような観戦記の切り抜きをメルカリで売っている人を見かけたので、意外と切り抜きを集めていればそこそこのお小遣いが稼げるかもしれませんね・・・。
まとめ
以上、詰め将棋を習慣化する方法の紹介でした。
脳はサボることが大好きなようにできているので、最初のうちは習慣化するのに失敗してしまうかもしれませんが焦らずちょっとずつやっていきましょう!
習慣化してしまえばこっちのもので、棋力が上がっていることに気付くときが必ずきます。