以前別の記事にて、将棋が強くなれない人の特徴について紹介しました。
今回は逆にぼくが今まで見てきた、将棋が強くなる人の特徴を紹介していこうと思います。
自分が強くなる人の特徴にいくつ当てはまっているか確認してみてください!
異常なまでの負けず嫌い
将棋が強くなる特徴の1つ目に異常なまでの負けず嫌いというのがあります。
とにかく負けるのが嫌で、中盤からどんなに大差でも途中で絶対投了せず、詰まされるまで指すような人が多いです。
子供は負けず嫌いが多いのでどんなにボロ負けでも詰みまで指す人が多いですが、大人になるとボロ負けの局面を指し続ける気力がなくなってきます。
しかしそれでもボロ負けの将棋を詰みまで指し切るような大人を見ると本当に負けず嫌いなんだなと思います。
そしてこういう人ほど将棋が強くなるのが早いです。
また強くなる人は悔しがり方も尋常ではなく、プロ棋士の例でいえば谷川九段は子供の頃、兄に将棋で負けて悔しくて駒を噛んだというエピソードがあります。
その他にも「そこまで悔しがれるのかー」という悔しがり方を見せる人をたくさん見てきました。
悔しがり方がすごい人も将棋が強くなるの早いですね。
将棋に費やす時間が多い
当たり前と言えば当たり前ですが、将棋に時間をたくさん費やせばその分強くなりやすいです。
いつみてもネット将棋を指している人、いつも大会に出ている人などは急激に強くなっている人が多いです。
普通の人にはなかなか真似はできないですが、1日5分、10分と少しずつ将棋をやる時間を増やしていくとその分強くなるかもしれません。
詰め将棋をたくさん解いている
詰め将棋をたくさん解いている人は将棋が強くなりやすいです。
仲間内などで難しい詰め将棋を出されて諦めずに最後まで考えているような人が結果的に上達していくと思います。
詰め将棋は将棋の中で1番わかりやすく上達に効果が出る勉強法ですが、つまらない勉強法でもあります。
それを淡々と続けられる人はやはり強くなりやすいですね。
これは誰にも負けないという得意戦法を持っている
例えば穴熊に組ませるととても強い人とか、中飛車以外の定跡は何も知らないけど、中飛車で知らない定跡はないというような得意戦法を持っている人は強くなりやすいです。
1つの戦法をとことん研究し尽くすにはその戦法の定跡書をたくさん買ったり、将棋ソフトを使って研究したりなど上級者向けの勉強方法が必要となります。
このような勉強法で1つの戦法だけ調べるというのは結構苦しいのですが、それを乗り越えて得意戦法を身につけた人は自信を持つことができます。
自信を持つことができると実戦でも「この手順になればもう負けない」という展開が増えて、たくさん勝てるようになります。
格上の人に定期的に将棋を教わっている
将棋は自分より強い相手と指すことで上達します。
なので定期的に格上の人と指す機会がある人は強くなりやすいです。
格上の人はその棋力になるまでどういう勉強法をやったかなどを理解しているので、身近で強くなる秘訣を教えてくれるというのもでかいですね。
でもなかなか格上の人と知り合って定期的に将棋を教わることができる関係になるのは難しいのです。
しかし今はネットでも強い人と繋がりやすいので、ネットを上手く利用して教わるのもありです。
まとめ
今回は将棋が強くなる人の特徴について紹介してきました。
最後に強くなる特徴をひと目でわかるようにまとめてみます。
- 異常なまでの負けず嫌い
- 将棋に費やす時間が多い
- 詰め将棋をたくさん解いている
- これは誰にも負けない得意戦法を持っている
- 格上の人に定期的に将棋を教わっている